過払い金 なぜ 発生

過払い金はなぜ発生するのか

 

戻ってくる過払い金とは

 

過払い金とは法律で決められた利率以上に支払った利息のことを言います。

 

現在の制限利率は10万円以上100万円未満であれば18%などと決まっていますが、それを超えて利息を支払っているケースが昔はありました。

 

ネットやテレビで目にする法律事務所などので「過払い金」という言葉、そして「過払い金返還請求で〇〇万円返ってきました。」と実例も紹介されています。

 

借金を返してきた人が受け取ることができる過払い金とはなぜ発生するのでしょうか。

 

これは文字通り「払いすぎたお金」という意味です。払いすぎたモノは利息です。

 

昔の違法な高金利による

 

どうして過払い金は発生するのでしょうか。

 

現在は消費者金融の貸付利率は貸金業法で決まっていますが、昔は事実上、野放しでした。

 

年利30%近くの利率であっても刑事事件で罰せられることはなかったのです。

 

しかし、最高裁判所で現在の貸金業法で定められている利率を越えた利息は無効だと判決が出て、返還命令が出たのです。

 

これを発端にして払い過ぎの利息を調べて返還請求をする例が爆破的に増えました。

 

現在ではどの金融機関でも発生しない

 

ただ、現在では過払い金は発生しません。

 

先ほど述べたように貸金業法で最高裁判所の判例通りの利率制限をしているからです。

 

そのため過払い金の問題が生じるのは、一般的に昔から消費者金融を使い続けてきた人に限定されます。

 

過払い金があれば取り戻せる

 

こんなに戻ってきた過払い金

 

この過払い金を実際に取り戻すことができるのでしょうか。

 

過払い金はその存在が立証できれば請求する権利はあります。

 

しかし、権利には時効という壁があるので、あまり昔の話であれば請求できません。

 

ちなみに過払い金の時効は10年です。発生している貸金業者との最後の取引から10年が経過していれば時効となり取り戻すことはできません。

 

最後の取引とは借り入れや返済などでキャッシュカードやカードローンを利用した最後の日ということです。

 

先ほど、過払い金は現在では発生しないと述べましたが、それは利率が下がっただけではなく、時効の壁があるため請求自体できなくなっているからです。

 

時効のハードルは結構高い

 

ただ、時効の計算は借り方などによって違います。例えば、ずっと借り続けている場合、時効が止まるケースがあるのです。

 

最後に借りたのが10年以上前でも、最後に返済したのが9年前ならまだ時効とはなりません。

 

入出金するたびに時効はリセットされますから、時効だからとあきらめるのではなく、トライしてみることで今までの利息が返還される可能性があります。

 

既に完済している人であれば、ひょっとしたら払い過ぎの利息を元本返済とみなして、利息が還付される可能性があります。

 

専門家に相談ですぐに有無が判明する

 

過払い金があればすぐに判明

 

この過払い金はどのように計算すればいいのでしょうか。

 

過払い金の計算は面倒ですが、表計算ソフトに演算式を入れ、取引のあった消費者金融からデータをもらえば計算可能です。

 

借用証や返済明細書などがなくても、消費者金融に過去の履歴を請求することができます。

 

そのため、債務整理を得意とする弁護士さんに依頼することで過払い金の存在や金額を調べてもらうことができるのです。

 

少なくても相手の業者がわかればOK

 

過払い金の相談をする上で必要なデータは利用していた消費者金融などの名前だけです。

 

もちろん契約書や返済していた時のATM明細書、返済予定表などがあればスピーディーに判定ができるでしょう。

 

ただ、このようなデータがしっかり残っている人は多くないはずです。

 

しかし、弁護士さんに依頼すれは過去のデータを調べる方法を知っているため、スピーディーに対応できます。

 

手がかりが多いほど早く確実

 

もし、今も取引がある消費者金融で昔は利率が高かったと記憶しているなら、時効が止まっている可能性があるため、過払い金の試算をすることをお勧めします。

 

実際に取引があれば契約書や返済予定表も残っているかもしれませんし、過去からのデータもオンライン上で取り寄せることができるかもしれません。

 

ダメもとでとりあえず確認する価値はあるでしょう。

 

原則的に不利やデメリットはない

 

原則的にデメリットはない

 

過払い金請求をすると何か不利になるのではないかと不安に思う人もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、心配ご無用です。特に不利になることはありません。ただ、単にお金が戻ってくるだけです。

 

何もしなければ権利放棄ですが、行動を起こすことでこんないい事があります。やってみる価値は十分でしょう。

 

信用情報機関には登録されない

 

過払い金請求で心配する人の多くは信用情報機関に登録されるのではないと心配しているようです。

 

しかし、既に完済しているなら、場合によっては信用情報機関のデータベースからも消えているかもしれません。

 

なぜなら、信用情報機関のデータベースの保存期間は5年から10年だからです。

 

債務残額がある時は要注意

 

しかし、現在借入残額がある際には注意が必要です。

 

もし、過払い金請求をすることで完済できるならいいのですが、完済できずに残額が残る場合は「契約変更」と判断されることがあります。この「契約変更」はブラックリストの一つです。

 

日本には消費者金融系・信販会社系・銀行系と信用情報機関が3つあります。

 

どこかにブラックリストとして登録されるとクレジットカードなどの発行や更新に影響します。

 

そのため、このような場合は債務整理を得意とするような弁護士さんに相談することをお勧めします。

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